〈はじめに〉
みなさんこんにちは。ふるよにのブログは書くのも読むのも好きな、いずです。
ブログはその人の思考パターンやその人ならではのリソースの計算法など、『その人の色』が出るので大好物です。日々ふるよにの知識を得ると共にブログニウムを得るのにありがたく読ませていただいております。
今回は、他の方が書いたおもしろい『ミズキ様のデッキ』の記事を紹介しつつ、(勝手に)僕のデッキも紹介していこうと思います。(他の方の力で)2倍楽しめる内容になっていますので、ぜひ元記事と合わせてお読みください!
※僕の把握できていないミズキ様の記事がありましたら、教えていただければ、すぐさま読みに行きます。
※勝手に改変したデッキを紹介します。もし不都合がありましたら申しつけてください。
◯毒兜
初めにご紹介するのは『すーぱー毒兜』です。
記事はこちらから
https://kuriyasu15.hatenablog.com/entry/2020/04/01/021946
ミズキ様のデッキ紹介記事のパイオニアともいえるもので、「鬨の声」の性能をわかりやすく・おもしろく説明している名記事です。もしまだ読まれていない方は、手軽に読める文量でもあるので是非ともご一読ください。
とても魅力的なデッキですが、一部脆弱性もあるので、別の型も検討して、より強度を上げていきたいと思います。
〈すーぱー毒兜〉
「飛苦無」「遁術」「首切り」「陣頭」「撃ち落とし」「戦場」「泥濘」
「流転の霞毒」「大手楯無門」「山城水津城の鬨の声」
〈偽装すーぱー毒兜〉
「飛苦無」「反攻」「抜き足」「陣頭」「撃ち落とし」「戦場」「泥濘」
「滅びの魂毒」「大手楯無門」「闇昏千影の生きる道」
〈偽装すーぱー毒兜〉では、「闇昏千影の生きる道」による特殊勝利を狙います。
〈すーぱー毒兜〉の欠点はなんといっても『対応を思い出されると弱い』ということでした。例えば対面のミズキ様に「撃ち落とし」と「天主八龍閣」をされるだけで、リーサル打点が5点も減ってしまいます。(ミズキ様は最強ですね。)
では、ここでチカゲのコンセプトを思い出しましょう。そう、相手が守ってくるなら特殊勝利を決めてしまえばいいのです。
『生きる道』のよくあるパターンとして、1ターン安全なタイミングで「闇昏千影の生きる道」を展開→次ターン「抜き足」「泥濘」で間合いロック、というものがあります。〈すーぱー毒兜〉ではすでに「泥濘」が採用されており、「楯無門」からの「X」という枠が存在するので、容易にデッキ切り替えができます。また、「首切り」も「抜き足」も基本は徴兵されたまま1回使うだけなので、デッキばれもなく、「鬨の声」と「生きる道」の展開タイミングもかなり似ていることから、立ち回りでの判別もほぼ不可能となります。
※本当は「毒カード」も採用したいのですが、今回は『偽装』がメインのため、通常札の変更を極力減らしています。
また、「泥濘」がそもそも『不動』と相性がいいことから、「反攻」も採用して、近距離での圧を高められるようにしました。「遁術」の非採用は構築を近距離にまとめたかったのと、もとの〈すーぱー毒兜〉でも1回限りの使用に見えたので、抜いても問題ないという判断です。「飛苦無」だけ間合いが外れていますが、1巡目でダストを散らして付与札を貼りやすくするのと、近距離を嫌って無理に下がってきた相手へのお仕置き用として採用しています。
Q&A
Q1
よくみたらフレアを12も要求しますが、どうやって貯めるんですか。
A1
気合いでライフ受け&宿しをしてください。もしくは「大手楯無門」のフレア消費が下がることを一緒に祈りましょう。
Q2
トコヨやカナヱのような-/1攻撃を持ってるメガミはどうやって戦うんですか。
A2
トコヨにはこのデッキを通さずに、チカゲで毒殺しましょう。カナヱには毒兜ではたぶんもう天地がひっくり返っても勝てないので、BANするか相手に土下座して謝ってください。
◯兜面
次に紹介するのは、ジーコさんの『偽装終幕』の記事に紹介されている〈偽装終幕型〉の兜面です。
記事はこちらから
https://zico-furuyoni.hatenablog.com/entry/2021/07/20/012016
カナヱの右ルートを丁寧に考察している素晴らしい記事です。競技的にふるよにを遊ぶ方には必見の内容だと思いますので、まだ読まれていない方はぜひお読みください。
そもそもかなり完成度の高いデッキなので、いじる要素はほぼ必要ないです。しかし、僕の考えたデッキととても親和性があったので、ここで紹介したいと思います。
〈偽装終幕型〉
「反攻」「撃ち落とし」「防壁」「制圧前進」「空想」「脚本化」「断行」
「三重膝丸櫓」「ほかげきらぼし」「はらからのあまつそら」
〈偽装・偽装終幕型〉
「反攻」「撃ち落とし」「防壁」「制圧前進」「空想」「脚本化」「断行」
「山城水津城の鬨の声」「大手楯無門」「たまゆらふみ」
今回のデッキタイプは『いきなり殴ってリーサル』ではなく、『いきなり走って特殊勝利』となります。
紫5で「桜飛沫(裏)」を置いた状態から、1T目「山城水津城の鬨の声」
2T目「たまゆらふみ」で「桜飛沫(表)」→「大手楯無門」
3T目「脚本化」で「殺陣(裏)」→「槍兵」×2→「闘神」→「X」
で3Tで終幕を目指します。
初巡は「粒立て」→「制圧前進」で「槍兵」を2枚徴兵。その後は「鼓動」などで幕を進めてください。
終幕を走り切るまでは、ずっと「鬨の声」が開いていて防壁力もそこそこあります。中途半端な攻撃を受けた時は逆にリーサルを狙いに行くことも可能です。
また、紫5である程度留まるので、ビートとしての性能や「残光」の採用ができるなどの利点もあります。
「鬨の声」と「楯無門」を性能きれいに使っている個人的にお気に入りのデッキです。全く知らない相手には奇襲となるので、機会がありましたら1度使ってみてください。
Q&A
Q1
よく見たらフレアを10も要求しますが、どうやって貯めるんですか。
A1
楯無門のフレア消費が(以下略)
Q2
もっと強い兜面のデッキ知ってるけど?
A2
はい、たぶんそちらの方が強いです。
◯棹兜
最後に紹介するのはキャッツさんの〈アグロ棹兜〉です。
記事はこちらから
http://cats999999.blog.fc2.com/blog-entry-394.html
※お読みになる方は自身が『空腹』でないことを今一度ご確認ください。
とても美味しそうなラーメンでしたね。
…という話はさておき、この〈アグロ棹兜〉はとても素晴らしいアイデアです。序盤の動きが安定していて、かつ高火力を叩き出せます。おそらく、大会でこのデッキを使用しても通用するでしょう。しかし、細かい立ち回りについて言及されていなかったので、(勝手に)もう少し煮詰めてみたいと思います。
〈アグロ棹兜〉
「制圧前進」「戦場」「空閃」「打擲」「殻打ち」「棹穿ち」「鳳仙花」
「因果律の根」「可能性の枝」「瀧河希の掌」
〈2連・閃打〉
「制圧前進」「戦場」「空閃」「打擲」「葦」「棹穿ち」「鳳仙花」
「因果律の根」「可能性の枝」「結末の果実」
果実、作っちゃいました。
カードリストを見ていたら、採用カードや立ち回りをほぼ変えずに「結末の果実」につながりそうだったので、組んでみました。
基本的に「果実」を飛ばす為には、付与札が「結末の果実」自身の他に「納2」×2、「納1(3)」×1が必要です。しかしなんと、棹兜は「騎兵」を使用することで、「葦」と合わせて「納2」×2は容易にクリアできます。
よって、「葦」をキープすることで
①「納3」の「戦場」を展開した次ターン
②「納1」の「鳳仙花」を使用するターン
③「納3」の「鳳仙花」を展開した次ターン
のいずれかの場合で「果実」を起動することができるというわけです。
注意点として、「騎兵」はメガミ情報を持たないので『萌芽』しません。よって種結晶を5個用意する為には、事前に種結晶を萌芽させる必要があります。つまり「果実」起動ターンには「結末の果実」「葦」で2個萌芽するので、
①「戦場」を使用するまでに萌芽済み2個(+「戦場」で計3萌芽)
②萌芽済み2個
③『生育2』の「鳳仙花」を使用するまでに萌芽済み3個(+「鳳仙花」で4萌芽)
が必要になります。
③以外は、事前に2個の萌芽済みでよく、これは〈アグロ棹兜〉の「因果律の根」→「戦場」→「鳳仙花」(『生育1』)の動きで達成できるので、現実的だと思います。
結果的に初巡の動きとしては、〈アグロ棹兜〉をベースに少しアレンジを加えます。
1T目 「制圧前進」(「騎兵」徴兵)
2T目 間合い調整
3T目 「因果律の根」→「戦場」(最悪1つはオーラから)→「空閃」→「鳳仙花」(生育1)→「打擲」
を狙いに行くといいでしょう。
しかも、返しの4T目は『①「戦場」を展開した次ターン』に該当するので、フレアと引き次第ではそのまま「果実」の起動に移れます。
「果実」起動後は、5/5をバックに「空閃」「打擲」「棹穿ち」「因果律の根」などで4〜5点通します。「空閃」と「打擲」が二度も味のするカードとなったので、デッキ名を「2連・閃打」としました。
Q&A
Q1
回してみたところ、種が足りなさそうです。
A1
「戦場」に種結晶を置かないようにしてください。①の場合では「結末の果実」の納を『桜1種1』と置くことで、「戦場」が『桜1』の状態から果実が起動します。また、本デッキは「鳳仙花」を『生育2』で回すことも想定していないので、「因果律の根」の再起などのために、種結晶を浪費することは避けましょう。
Q2
なんか普通に弱くて負けました…
A2
一部対面(シンラ、ウツロなど)には全く刺さらないので組まないでください。
〈終わりに〉
いかがでしたでしょうか。
今回はおもしろ要素マシマシで、一部プレイヤーも満足いただけるものができたかなと思っております。後はそろそろ『自分の名を冠するデッキ』が欲しいですかね!(いず式とかいず型とか……)