「はらからのあまつそら」ってどんなカード??

どうも、いずです。

今回は、個人的にお気に入りのカードである、「はらからのあまつそら」についての解説です。

構築例も載せたので、ぜひ一度触ってみてください。

 

「はらからのあまつそら」とは

2フレア 行動

あなたの手札から通常札を1枚公開し、 それを取り除いてもよい。そうした場合、眼前構築で選んでいないあなたの通常札1枚を公開し、それを手札に加える。

このカードを取り除き、眼前構築で選んでいないあなたの切札1枚を未使用で得る。

 

2フレア必要になる代わりに、『通常札』と『切札』をそれぞれ1枚だけ後出しで構築できる権利を持てるカードです。

『通常札』は交換であるため、取り除いた場合はその後は使えなくなることに注意が必要です。また、『取り除かれた通常札』と『手札に加えた通常札』は相手に公開され情報を与えることにもなります。一方で『切札』は非公開で得るだけなので心配はいりません。

また、この『通常札』の交換は任意なので、情報アドバンテージが気になるなら、交換をしない選択もできます。

ただし、切札の追加は強制です。

 

強み

「はらからのあまつそら」は適当に使うと、ただ2フレアを消費しただけのカードとなり、それならはじめから『正しい構築』をした方が強く立ち回れます。

ですので、「はらからのあまつそら」にしかない強みを上手に利用しましょう

 

1.好きなタイミングで欲しい通常札を加えられる

1番わかりやすいのは『攻撃札』です。リーサルターンに『攻撃札』でない札を変えることにより、打点の底上げができます。ただし、「はらからのあまつそら」で加えるための攻撃札が眼前構築で採用されてない必要があるため、それまでの攻撃札の枚数には気をつけましょう。

特殊なものはカナヱ自信の「残光」や「封殺」が当たります。相手のリーサルの直前に瞬間的な防御力を出して1ターンずらして戦うときに有効です。こちらは、眼前構築で採用されてない場合が多いため、銀の弾丸として役に立ちます。

2.切札を複数構えることができる

相手の受け方を見てから、切札を打ち分けることもできます。ただ、こちらは通常札とは違い、必要フレア数の計算が関わってくるので、眼前構築時に考えておきましょう。また、サブタイプのついた切札とは相性が悪いです。『対応』を構えたいときや、『全力』の切札を使用したいときは、素直に眼前構築から採用しましょう。

もし、「たまゆらふみ」を眼前構築で採用しない場合は「はらからのあまつそら」で得るカードの選択肢になります。赤幕で1点リーサルなどで使ったりします。

 

では、実際のデッキ例を見ていきましょう。

 

 

「はらからのあまつそら」型絆面

「飛苦無」「毒針」「遁術」「奮迅」

「空想」「脚本化」「断行」

「叛旗の纏毒」「たまゆらふみ」「はらからのあまつそら」

 

解説

幕は通称『特殊勝利ルート』(赤3→紫5→赤3→緑0→終幕)です。

構想は

『明転』→『鼓動』→『桜飛沫』(裏)→『鼓動』/『殺陣』→『位置取り』(裏)/『殺陣』(裏)/『鼓動』(裏)と進めます。

 

はらからのあまつそらの使い方

基本的には、リーサルターンに意思を込めた構想カードで終幕するために使います。

①『位置取り』(裏)

「遁術」の代わりに「暗器」を採用したときに、デッキ外から「遁術」を確定で持ってくることができます。しかし、基本的に「遁術」始動の『位置取り』は警戒され、間合いが4以遠になることが多いので、実際は以下の②か③で終幕するケースが多いです。

②『鼓動』(裏)

相手のオーラが薄くて、手札に「飛苦無」があるときに行います。

「はらからのあまつそら」から「即興」と「流転の霞毒」を持ってきて、

「即興」→「飛苦無」→「飛苦無」→「流転の霞毒」

で、達成します。相手のオーラが薄いこともあり比較的高い確率で達成できます。

③『殺陣』(裏)

先ほどの②『鼓動』で相手に対応されたときなどで使います。「飛苦無」がない場合でも、手札の「奮迅」や「断行」を「暗器」に入れ替えることで、手札4枚+「流転の霞毒」で自力達成を目指せます。

 

立ち回り

マリガン

「奮迅」と「空想」を2T目までに一回ずつ使用できるようにマリガン。

1T目

「奮迅」→宿し→「たまゆらふみ」→表『明転』

2T目

「空想」(後ろ選択)

3〜4T目

①「毒針」「飛苦無」を当てに行く。「たまゆらふみ」が再起。

②再構成→全力化「断行」→表『鼓動』

5T目

たまゆらふみ」→裏『桜飛沫』

→「叛旗の纏毒」

6T目

①再構成→全力化「断行」→表『鼓動』

②空想→脚本化→表『殺陣』

7T目〜リーサル

①裏『位置取り』

「遁術」→「空想」/「断行」/「奮迅」など

②裏『殺陣』

「脚本化」→「空想」→「飛苦無」

→「はらからのあまつそら」→「暗器」→「流転の霞毒」

③裏『鼓動』

「はらからのあまつそら」→「即興」→「飛苦無」→「飛苦無」→「流転の霞毒」

 

キーカード解説

 

毒針

当たれば『毒』で相手の動きを阻害でき、対応されれば『殺陣』のカウントを伸ばすことができます。ゲームスピードを延ばしたいカナヱにとって、有効な札です。

奮迅

矢印効果を持つ行動札です。1つ目の構想である『明転』の達成を確実に行えます。両矢印のレンジコントロールにより、間接的に相手の連撃を抑えることができます。

叛旗の纏毒

納5の付与札です。

『桜飛沫』(裏)で構想を進めるためだけに使います。『特殊勝利ルート』では、とにかく速く幕を進めることが重要なので、初めの紫5→赤3のところで使うとよいと思います。テキストは相手に刺さったらラッキーくらいの感覚でいましょう。

はらからのあまつそら

1回限りで確定で好きな手札(と切札)を持ってこれます。本デッキではフレアがあまりがちなので、無理なく採用できます。特に「流転の霞毒」はフレア1なので、基本的にいつでも変換できます。

使い方①最後の構想達成のための手札調整

使い方②「残光」や「封殺」によるターンの引き伸ばし。

使い方③偽装終幕への切り替え

本デッキでは、無理なく「奮迅」の採用ができるため、「残滓の絆毒」によるワンショットも成立します。

これにより、結果的に『宿し』『手札を抱える』『アグロ再構成』などの相手側のリーサルにむけた行動を縛ることができます。

 

おわりに

「はらからのあまつそら」の気持ちよさはなんと言っても『後出しジャンケン感』だと思います。『構想』により、相手を翻弄し華麗な決闘を見せつけてやりましょう。

それではよき決闘ライフを。

 

このブログでは「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」から画像をお借りしています。 
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