〈はじめに〉
(レンリかわいいなー。でも、パワー低くて使いにくいんだよな…。せや!全力札たくさん入れたらデッキになるくね!??
…え、これデッキや………しかも、思ったよりつよ…。)
どーも、いずです。
年始の御神籤大会ではレンリちゃんだらけでしたね。はちゃめちゃでとても楽しかった大会でしたが、そこでいろいろインスピレーションを得ることもできました。
そして、強そうなレンリちゃんを見つけたので、ここで紹介したいと思います。
〈基本デッキ〉
「詭弁」「使徒」「引用」「壮語」
「嘘突き」「煽り殺陣」「魚吊り」
「皆式理解」「全知経典」
「オリレテラレル」
〈デッキ概要〉
「使徒」でオーラを削って『偽証』を通しやすくします。また、前は「嘘突き」後ろは「詭弁」でどんな間合いでも戦えるのも強みです。
『全力札』を2枚も採用していますが、『偽証』ギミックのおかげで手札が重たくなく、レンリのパワー不足が解決するので積み得だと思います。逆にシンラの対応の薄さはレンリでカバーできるので、補完もかなり取れています。
常に2択を迫り続けるのが楽しい。
〈カード紹介〉
・詭弁
遠距離に刺さる最強のクロックカードで、レンリが欲しているカードです。間合い2に着地されてケアされることが多いですが、その場合はレンリで戦えるので問題ありません。1巡目でライフを2点取ったら、中盤は適当に『偽証』で流します。最後は「全知経典」で『神算』『鬼謀』どちらでも、およそライフ1点分の仕事をさせます。
・使徒
相手のオーラをいじめるカードでレンリが欲しているカードその2です。『不可避』のテキストのおかげで、多くの対応を貫通するので確実に対戦テンポを取りに行けます。「魚吊り」のおかげで間合い操作もできるので、けっこう当たります。最終的に「全知経典」の弾になり、「全知経典」が2/2→2/2のジェネリック律動弧戟になります。
・壮語
自分のターン開始時に『計略』を決定することができるので、「使徒」や「全知経典」のサポートに使えます。また、展開するだけで『捨て札か付与札にある通常札』の枚数を増やせるので、「都度討ち」「雲喰い」や「オリレテラレル」の再起効果にも役立てることができます。
『神算』効果は、再構成の遅延をするのが主な役割で、「都度討ち」「雲喰い」などで圧を出したり、「全知経典」を構え続けることができるようになります。
メインの効果は『鬼謀』効果で、決まると強いのはもちろんのこと、「オリレテラレル」→「雲喰い」や「ラナラロミレリラ」で相手ターンにハンデスするギミックがあるので、効果を通しやすくなっています。「全知経典」の火力補助としても優秀なパーツです。
・引用
このデッキの自由枠です。この枠に適当な『偽証』カードを採用して、「オリレテラレル」→「ラナラロミレリラ」のようにしても良いと思います。
・嘘突き
「詭弁」ケアで前に来た相手に、暇つぶしできます。「使徒」が当たったりして、オーラが薄い相手は気持ち的には『反証』したくないはずなので、強気に嘘をついていいと思います。
・煽り殺陣
『反証』失敗のおしおき枠です。ないと困るので基本的に入れますが、決闘しながらいらないと思ったら、適当に『偽証』で攻撃札として使います。
※個人的な話となりますが、「煽り殺陣」を持つと、『偽証』で本物のカードを使う、という意識に傾きやすい気がします。したがって、私としては「煽り殺陣」をデッキに入れる時は、嘘はついた方が強い、となるべく意識するようにしています。
・魚吊り
いつでも前ステップである「最強の対応札」です。「使徒」との相性が抜群で、オーラをいじめている中で『離脱』を強要するのは当然強いです。
また初巡に『偽証』で使って、間合い7を踏むことで「詭弁」の圧を強くかけることができます。
・皆式理解
『神算』効果で「使徒」を使い回すために使います。『捨て札』という条件が厳しいですが、レンリは『偽証』の「嘘突き」による『確定捨て札ギミック(とるねーど嘘突き)』を持っているので、いつでも2/2を飛ばすことができます。この時、「使徒」も『神算』で解決されるので、間合いを奇数にしないといけないですが、「魚吊り」により間合い1に潜ることが容易なので、そこまで気になりません。
・全知経典
けっこう意味わかんないことが書いてある、アドバンテージの塊カードです。ライフを取りきれない場合も、相手のオーラをズタズタにしながらリソースをフルで回復することが強いです。そのまま、レンリの偽証で圧をかけ続けテンポをとることができます。
シンラAを宿す決闘では、『このカードがきれいに当たったか』で勝敗が決するため、お互いが強く意識するカードとなります。逆に言えば、このカードの存在があるので相手の行動を読みやすく、偽物の『偽証』を通しにいけたりします。
・オリレテラレル
レンリの最強カードですが、扱いがけっこう難しいです。
そもそも「デッキに採用していない『偽証』カード」がないと意味のないカードになってしまうので、まずはデッキの『偽証』カードの採用枚数を抑える必要があります。また、『捨て札か付与札に通常札が3枚以上』の再起条件が難しく、タイミングは基本的に再構成前になります。このことから使用回数はおよそ1〜2回だと考えられ、さらに『通常札を選択できる強み』も鑑みて、『偽証』カードを非採用3枚程度(デッキ採用2枚)にするのがベストだと思われます。
次に『偽証』カードを個別に見ていきます。
・嘘突き…基本的にデッキ採用
・都度討ち…採用は自由。非採用にすると「はらりゆき」として使える。
・玄塗り…明確な役割があり使い回したいなら採用。非採用にすると少し重たい「流転の霞毒」としての使い方ができる
・雲喰い…使用条件が厳しく、基本的に非採用。非採用にすると弱い「ラナラロミレリラ」として使える
・魚吊り…非採用にすると、一度しか使えないかわりに「無窮の風」や『対応不可(通常札)』を貫通する
まとめると、「オリレテラレル」の採用される場合はほとんどが以下の通りです。
①「魚吊り」を切札から使いたい
②「玄塗り」「雲喰い」をデッキ採用しない
「オリレテラレル」の採用が見送られる場合は「ラナラロミレリラ」を採用する方が丸いと思います。
〈終わりに〉
いかがでしたでしょうか。
『本物』か『偽物』か。『神算』か『鬼謀』か。2種類もの2択を毎度迫るのは痛快この上ないでしょう。このデッキを握るときは、くれぐれも顔色を悟られないようにご注意を……。