※本記事はふるよに Advent Calender 2022 に参加しています。
1.はじめに
みなさんこんばんは。いずです。
本日はミズキ様の中でもトップクラスに強いカードである「撃ち落とし」に関して説明しようと思います。「撃ち落とし」はとても魅力的なカードであり、本当はさまざまな使い方などを細かく解説したいところなのですが、残念ながらここで「撃ち落とし」全てを解説するにはとてもとても余白が足りません。
ですので、とても心苦しいですが、今回はその中でも『如何に気持ちよく「撃ち落とし」を構えたか』ということにのみに注目して、気持ちのいい順を独断と偏見をもってランキング形式でご紹介したいと思います。
※本記事はジョーク記事です。
いちデッキビルダーが、カードのシナジーを見つけようと奮闘した際に生まれた産物ですので、「こうやってデッキができるのか」という、参考程度にご覧ください。
2.そもそも「撃ち落とし」とは?
まず、「撃ち落とし」について簡単に解説いたします。
なにやら、ややこしいことが書かれていますが、一言で言うなら、『打ち消しも狙える攻防一体のカード』です。
細かい役割としては
①『終端』がついていない対応。
②1-5 1/1の『攻撃』である。
③ミズキ様唯一の『攻撃/対応』である。
④やはり『打ち消し』が強い。
(「兜の考察記事」より引用)
があります。
対応カウントを稼いだり、リーサルに寄与したり、「戦場」に乗せたりとミズキ様のカードプールの中でも仕事がとても多い札となります。もう少し詳しい話は私の記事「兜の考察記事」を見ていただければ、と思います。
(隙あらば宣伝)
https://izu24furuyoni.hatenablog.com/entry/2021/07/11/201323
…しかし、なんといっても「撃ち落とし」を使って1番気持ち良い瞬間は『攻撃を打ち消した』ときです。異論は認めません。
ある一説によると、「撃ち落とし」で打ち消した時のミコトの幸福度は通常時の150倍だとされ、初手「制圧前進」の約25倍だと言われています。
これこそがまさに兜のゲーム体験だと言っても過言ではなく、「兜?弱くね??」と思ってる全てのミコトの顔面に叩きつけてやりたい、そんな札こそが「撃ち落とし」というカードです。
普段、ミズキ様を宿したことがないミコトはきっとこれらを想像するのが難しいと思います。そこで、「撃ち落とし」で攻撃を打ち消した時のミコトの脳内イメージをご用意しました。
参考までにどうぞ。
ケア不足で「撃ち落とし」で打ち消された方はぜひとも反省していただければと思います。
3.気持ちいい撃ち落としの構えランキング
それでは、実際に美しい「撃ち落とし」の構え方について他のカードと共に紹介いたします。
よければぜひ「どんなカードがランキングにいるか」を予想してから、読んでみてください!
(カードを予想するミズキ様の図)
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第5位
「カラハリ灯台」
「撃ち落とし」をバカにするカードである『間合いを操作する行動札』(と「引用」)に対するメタカードとしての採用であるため、この順位としました。
このカードにより相手が泣く泣く落とした「圏域」「バックステップ」「幻影歩法」(と「引用」)を見ることでしか得られない栄養素がそこにはあります。
…実は『達人の間合いを1増やす』効果もあるので、間合い2-3の攻撃に対して「撃ち落とし」が機能するようになるという隠されたシナジーもあります。今流行りの「鋸斬り」なんかにも刺さっていますね。
(ちなみにふるよにのカードプールにおいて、『相手ターンに間合いを変化させず達人の間合いのみを変える』という効果はかなり珍しいです)
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第4位
「大地砕き」
相手の集中を0にして、さらに畏縮をつけることができます。
すると、なんということでしょう!
相手は集中を使って移動することができなくなり、手札を伏せないと「撃ち落とし」に引っかかります。
実は「撃ち落とし」は構えるだけでも圧が出るので、実質「大地砕き」1枚で2リソース奪ってハンデスまでさせることができました。
似たようなことは、「Roaring」や「常世ノ月」でも可能です。注意点としては、やりすぎると相手が笑顔になってしまうことでしょうか。
補足をしておくと、ミズキ様は全く悪くありません。悪いのは畏縮を撒き散らす相方のメガミです。(「撃ち落とし」と畏縮の相性が良いのは事実です。)
…え、ミズキ様から畏縮が飛んできた!??
なんのことでしょうか。私はそんなカードのことは記憶にありませんね。
(むしろこんなツッコミをするミコトがいましたら尊敬すらいたします。)
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第3位
「泥濘」
「相手は『後退』と『離脱』を行えない。」なんて強いテキストでしょうか。『テキストが短いカードは強い』『ルールに影響を及ぼすカードは強い。』これはカードゲームの常識です。
間合い2で展開することにより、相手はルールによって縛られ、基本動作では1歩も動けなくなります。そのまま間合い2で攻撃しようものなら相手は「撃ち落とし」の餌食になります。
返しのターンは、そのまま「闘神」にも繋がるので、かなりおもしろいカードですね。
ちなみに私は「大手楯無門」強化前の毒兜でこのカードを使ったら、めちゃくちゃ笑われました。どうしてなのでしょうか。しかし、めげてはいけません。無数の嘲笑の中にこそ、真に強いデッキが生まれるというものです。
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第2位
「阿吽」
展開中、相手のオーラが動いた時に「3-5 2/1」の攻撃を飛ばすすごいカードです。しかも、攻撃が当たらない時でも『纏い+宿し』の最低保証があります。
さらになんと、この効果は『相手ターンでも発動』します。なんて令和なカードなのでしょうか。
「阿吽」には強力なロック効果があるので、今回はそれを活かしていきます。
まず展開したターンは「問答」などでトリガーを踏んで、効果を発動させます。「問答」をライフ受けの場合は、『後退』選択で間合い4に着地して(「阿吽」で2/1をとばして)、ターンを終えましょう。
相手はターンをもらって『間合い4』かつ『「阿吽」展開中』という状況になりました。
するとどうでしょうか。
相手は『前進』『後退』『纏い』『宿し』どれを行っても「阿吽」のトリガーを踏むことになり、しゃがむことが許されません。しかし、そのまま攻撃をしようにも今度は『不動』に引っかかってしまい、「撃ち落とし」は打ち消し効果を得てしまいます。さらになんと、そこで使われた「撃ち落とし」は『1/1の攻撃』なので、オーラ受けをした瞬間にやはり「阿吽」のトリガーを踏んでしまいます。したがって、動かずにそのまま攻撃する選択肢はあり得ないです。
相手は仕方なく、集中や手札を捨てながらターンを終えるでしょう。
ターンが帰ってきて、「阿吽」最後のターンとなりますが、その時はその手札の「撃ち落とし」をペシっと使ってください。
なんと「撃ち落とし」は『1/1の攻撃』なのでオーラ受けをすると「阿吽」で2/1の攻撃がおまけで付いてきます。
相手は笑顔で「撃ち落とし」の1/1をライフで受けてくれることでしょう。
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第1位
「かじかみ」
「相手は1回凍結する。」「相手は『宿し』を行えない。」なんて強いテキストでしょうか(二度見)。
基本的にふるよににおいての『しゃがみ』となる行動は『基本動作』によるオーラやフレアの補充となります。『凍結』によりオーラ上限を下げ、さらに『宿し』をさせない効果は相手のしゃがみを強く妨害します。
ミズキ様にとって、しゃがみを牽制し、攻撃を誘発する効果はそもそもかなり相性が良いです。
また、『凍結』はオーラ管理を難しくすることにより、間接的に『前進』と『後退』も妨害できます。わかりやすくいうと、オーラが埋まっていれば、『前進』は選択できませんし、オーラがなくなると『後退』は選択できません。極論、『5凍結』+「かじかみ」展開中となると、この全てが適応されるため、「撃ち落とし」は打ち消し効果が適応、さらに1/1はライフに当たるというすごいことが起こります。
ちなみに、『凍結』を稼ぐ手段は「絶対零度」の強化によりかなり現実的になりました。
橇兜(コルヌ/ミズキ)でいうと、「戦場」を展開することにより、『全力化』の「絶対零度」は「2-5 2/3」の攻撃を飛ばしてたあと全凍結、その後纏いを行うという、最低でも5AP、上振れると7〜9APとなります。すごいですね。
ぜひみなさんも橇兜を宿してみましょう。
そして、使用感を私に教えてください!!
4.おわりに
いかがでしたでしょうか!
『相手ターンに「不動」を作る』という目線でカードリストを眺めるだけで、このような発見をすることができました。こうして新たな組み合わせや新たなデッキを作っていくことができるというわけです。
ぜひとも皆さんも、好きなメガミや好きなカードを徹底的に考察して、自分ならではのシナジーやコンボを見つける喜びを味わっていただけたらと思います!!
このブログでは「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」から画像をお借りしています。
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